2011年11月08日
滋人教高校連協第22回課題別研究会
〈公益社団法人 滋賀県人権教育研究会からのレポート〉
11月8日(火)、働くこと生きることを保障していくために「キャリア教育」について考える、「滋人教高校連協第22回課題別研究会」を開催しました。
滋人教が実施している「高校卒業者の離転職実態把握および離転職状況についての調査」によると、卒業時就職未定者の多くが1年後も進路先未定、就職者の約1割が1年で離転職、離職した後で学校へ相談に来る若者が多いという状況があります。
多くの高校が、働くこと、生きることに対する意欲・認識・社会性・コミュニケーションの力・問題解決の力の弱さを感じています。
私たちは、こうした現状の責任を子どもたちに押しつけるのではなく、一人ひとり違う生活を背負っている子どもたちとともにこの現状を越えていく実践について考えてみました。
まず、綾羽高校と湖南農業高校から「キャリア教育」の取り組みについて報告してもらいました。
それぞれ特色のある取り組みで、参加者からも多くの質問が出ました。
「進路保障」とは、単なる出口(例:卒業後どこに進学するか)だけを考えるのではなく、自分自身の居場所を見つける力(生きる力)をつけるために教師としてどんなことができるかを考えることが必要であることを再認識する研修となりました。
講座・教室の開催案内は、「におねっと」(講座や教室で学びたい)へ
11月8日(火)、働くこと生きることを保障していくために「キャリア教育」について考える、「滋人教高校連協第22回課題別研究会」を開催しました。
滋人教が実施している「高校卒業者の離転職実態把握および離転職状況についての調査」によると、卒業時就職未定者の多くが1年後も進路先未定、就職者の約1割が1年で離転職、離職した後で学校へ相談に来る若者が多いという状況があります。
多くの高校が、働くこと、生きることに対する意欲・認識・社会性・コミュニケーションの力・問題解決の力の弱さを感じています。
私たちは、こうした現状の責任を子どもたちに押しつけるのではなく、一人ひとり違う生活を背負っている子どもたちとともにこの現状を越えていく実践について考えてみました。
まず、綾羽高校と湖南農業高校から「キャリア教育」の取り組みについて報告してもらいました。
それぞれ特色のある取り組みで、参加者からも多くの質問が出ました。
「進路保障」とは、単なる出口(例:卒業後どこに進学するか)だけを考えるのではなく、自分自身の居場所を見つける力(生きる力)をつけるために教師としてどんなことができるかを考えることが必要であることを再認識する研修となりました。

Posted by におねっと at 17:00
│社会や人権を学ぶ