2016年06月19日

「少年柔道教室」開催

滋賀県立武道館からレポートが届きました〉

「少年柔道教室」開催 滋賀県大津市の県立武道館で6月19日(日)、滋賀県柔道連盟主催の「少年柔道教室」が開催されました。全日本柔道連盟が2015年に発足した、小学生を対象にした全国組織「全国少年柔道協議会(少柔協)」の事業の一環で、参加対象者は柔道経験を問わない小学生及び未就学児やその保護者ら。柔道の普及と育成を目指してトップレベルの指導者を講師として派遣し、全国各地で開催されています。

「少年柔道教室」開催 今回講師として来館されたのは、福見友子氏(JR東日本女子柔道部コーチ)と村田正夫氏(元びわこ成蹊スポーツ大学准教授)。湖南地域を中心に約280名が参加しました。朝9時の開講式前から、会場は自主的に打ち込みをする子どもらの熱気に包まれ、福見氏が「手を差し入れて前転」「ペアでゴロゴロ」など、柔道のエッセンスをうまく取り入れた準備体操を始めると、「おもろいなあ!」の声があちらこちらから聞こえてきました。村田氏は「満足感」を引き出す為の「マインドマップ」を用いたり、ペアになってお腹のシールを取り合うゲーム感覚の寝技を指導。未就学児には「どすこい!、どすこい!」と掛け声をかけるなど、アイディアと工夫が凝らされたプログラムが進められていきました。

「少年柔道教室」開催 福見氏は座礼を意識することを強調することからスタート。「柔道は『礼に始まり、礼に終わる』。頭を下げるのはぺこぺこしているのではなくて、一緒に練習してくれて『ありがとう』、一緒に稽古してくれて『ありがとう』と、感謝の気持ちを込めて相手を敬うためにするんだよ」と説明した後、張りのある声で一礼すると、子どもらはきれいに揃った座礼を見せてくれました。

「少年柔道教室」開催 その後、低学年と高学年に分かれて両講師が技を披露すると、その速さと迫力に子供らだけでなく、大人や保護者の眼も釘付けになり、「入り方が早い!」「足技がすごい!」などの声が聞こえてきました。講師への質問タイムには「いろんな技をどうやって覚えたのですか?」「大きい相手に勝つ方法は?」などと次々と手が挙がり、盛況のうちに幕を閉じました。

 
 
 



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