REC講座「近江の仏教文化」
〈龍谷大学エクステンションセンター(REC)からのレポート〉
4月25日(金)~5月30日(金)、REC講座「近江の仏教文化」を開講しました。
第1回 渡来文化と南都の仏教文化 ―近江の仏教文化の基層―
第2回 天台の伸展と浄土教の隆盛 ―花開く仏教文化-
第3回 近江西国三十三所 ―伝統の継承と新たな動向の例―
第4回 現地見学 近江西国三十三所の札所にも数えられる天台の古刹、常楽寺と善水寺を訪問
近江は全国有数の仏教美術の宝庫です。本講座では各地の文化の影響を受けてきた近江の重層的な宗教風土について、仏像をはじめとする文化財から読み解き、最終回では現地見学として、近江西国三十三所の札所にも数えられる天台の古刹、常楽寺と善水寺を訪問しました。
【第4回現地見学の様子】
講師より当日の流れの説明の後、栗東駅東口まで移動しバスに乗車しました。常楽寺に到着。住職より「湖南三山」の由来などの説明を受けました。ヒノキの寄木作りの28部衆、国宝の「三重の塔」を見学し、希望者の方は境内にある33体のお地蔵様を見てまわられました。
常楽寺から善水寺にバスで移動。善水寺では国宝の本堂にて、ご住職より説明をうけました。桓武天皇に献上したといわれる霊水、元三大師堂、観音堂、行者堂を見学し、休憩後バスに乗車、栗東駅で解散しました。
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