令和3年度 子ども読書ボランティア研修会

におねっと

2021年09月01日 10:00

令和3年(2021年) 7月27日、滋賀県庁 東館 7階大会議室にて「令和3年度 子ども読書ボランティア研修会」が開催されました。

◆「おうちで読書」推進事業の取組報告
 この事業は、主に幼児期~就学前の子どもをもつ保護者に対して、アウトリーチ型の啓発活動を行うことにより、「子どもの読書習慣を育むこと」と「家庭教育の基盤をつくること」を目的としています。多くの親子が集まる場所へ出向いて、読み聞かせブースを出展すること等をとおし、幅広い親子へ「おうちで読書」を届けるきっかけづくりをしたいという思いのもと展開してきました。
 「おうちで読書」推進事業の概要や、ブース出展の様子について担当課員より説明をさせていただいた後、「おうちで読書」推進会議委員から、「電車が見える会場でのブース出展では電車の本をたくさん並べて実物と絵本とをつなげる工夫をしている」ということや、「たくさんの親子に絵本の楽しさを知ってほしいという思いで活動をしている」ということ等についてお話しいただきました。

◆講演(講師:石橋 幸子さん)
 石橋さんは、読み聞かせのポイントや絵本の楽しみ方などについて、読み聞かせを織り交ぜながらお話しくださいました。読み聞かせをとおして「心を届ける」ことが大切であることや、テーマに合わせた選書で日々の生活や体験と絵本とをリンクさせること等について、具体的にお話しくださいました。参加者からは、「絵本のとらえ方、心の届け方が学べてよかったです。原体験とのリンク、やってみようと思います。」「全てが参考になりました。対面で話が聞けてよかったです。」「自分の進む方向性が見えておらず、不安の中、ボランティアに取り組んでおりましたが、お話を伺い、前を向けたように思います。」「コロナ禍で活動できていませんでしたが、再開したいと強く思いました。」などの声が寄せられました。

◆グループ別情報交換
 グループ別情報交換の場では、絵本の読み聞かせに関わる経験、コロナ禍における読み聞かせの現状、「おうちで読書」推進事業について感じておられること等について情報交換をしました。参加者からは、「いろんな立場で頑張っておられる方のお話をお聞きし、勉強になりました。」「普段、他市町の状況を知る手段がないので、グループの方等と情報交換できてよかったです。」「近くの方とつながることができて、嬉しかったです。できることを探していきたいです。」「悩みを聞いて頂き、なんとなく楽になりました。」などの声が寄せられました。






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